こんにちは。初めましての方がいましたら初めまして。
初めに、この
「紗磋茶の日記 -回顧録-」というものについての説明などをグダグダと話していきますので、なんでもいいので本編を読みたい、という方は以下の「序章」(
俺屍有識者の方は「プレイスタイル」または「設定」)に飛んでください。
一応この「
回顧録について」を読んでいただいた方が読みやすいかとは思います。
「紗磋茶の日記 -回顧録-」について
さて。
先日まで
「紗磋茶の日記」というタイトルで、
リメイク版「俺の屍を越えてゆけ」のプレイ記を公開していました。
しかし、私がプレイ記というものに不慣れであったことと、ブログという形を活かしきれていなかったこと、まだ一族と向き合いきれていなかった時期に書いたものであることなどの理由から、非常に読みづらく、登場人物たちの魅力も十分に伝えられないものになっていました。
この
回顧録は、その反省を活かし、改めて一族たちと向き合うために、そして一族の物語をより鮮明に皆さんに知ってもらうために、
当時のプレイ記録を再解釈しながら書き綴っていくものになります。
また、当時は
俺屍を知っている人向けに書いてしまっていたのを、
俺屍を知らない方にも読んでいただけるよう用語に解説を加えていこうと思います。
俺屍有識者の方にとっては基本中の基本事項になるので
緑枠のボックスは読み飛ばしてください。
リメイク版「
俺の屍を越えてゆけ」の紗磋茶一族は、2020年4月1日に
クリア済みで、旧ブログですでに完結まで更新していました。旧ブログは私が
PSP片手にWordに書いたプレイ中の感想をほぼそのままブログにしていたので半ば実況プレイ記のようなものでした。
この
回顧録は一族の
全ての経過、出来事を見届けた私が改めて書いていくものになるので、いくつか留意してほしい点があります。
- 回顧録での一族の解釈は全て完走後(遺言とかも全部聞いた後)に考え直したものです。特に遺言は私の一族解釈に最も大きな影響を与える要素になっています。完走後にめちゃくちゃ考え直した結果旧ブログと言ってることが全然違う、みたいなことも多々あります。ごめん、という感じです。
- 回顧録にて描かれる一族の会話や幕間の物語は全てゲーム完走後の私が考え付け足すものになります。
- 書き直すとは言っても基本の文章は旧ブログのものを使い、あたかもリアルタイムで書いているような形でいきます。一族の会話や幕間以外はほとんど当時の私の声です。
要は何を言いたいのかというと、「ここでこんなやり取りをしていた子がこんな遺言を残すなんて...」みたいな物語性はこの
回顧録においては
偶然ではなく必然ということです。全てを見届けた私が
一族の物語を練り直して辻褄を合わせているからです。
もちろん途中の一族の会話や幕間でも、遺言などの直接的なネタバレになりそうなものは省いたり、更新のタイミングを調整しようと思っています。
あ、あともう一つ。
このくだりを読んでくださってる方はもうおわかりかと思いますが、私の文章はとにかく固く冗長になりがちです。
さらに、プレイ当時の私は恐ろしいことに
俺屍のスクショ機能というものを知りませんでした(そんなことある?)。なので、プレイ中の
スクショはほぼ皆無です。代わりに
スマホでゲーム画面を撮っていましたが枚数がとにかく少ない。そのためこのブログはとにかく長ったらしい文章が続きがちです。出来るだけ砕けた感じでみんなが読みやすい文章を書けるように私も頑張るので付き合ってほしいンゴ。
ちなみに途中稀にちゃんとスクショした画像が出てきますが、それらは後々別の一族をやってる時に撮ったスクショを引っ張ってきたり、ゲーム完走後に撮ってきたやつです。
それでは長々と書いてしまいましたが、以下から本編に入っていこうと思います。
どうぞ、紗磋茶一族の物語を見届けていただけますと幸いです。
プレイスタイルについて
本編が始まると言ったな、あれは嘘だ。
きっかけは某実況動画の某一族。自分で
「俺の屍を越えてゆけ」(PSP版)をプレイしてみることにしました。このブログはその記録です。
メル○リで中古の
PSPを購入、さらにPSストアでダウンロード版のソフトを入れました。追加神様や武器もダウンロード済み。
基本的には自分用に作っていくので、入れたい情報は全部入れるし、どうでもいい裏話とか自分語りもたくさんします。そして当然
俺屍のネタバレもバンバンします。某実況で一通り見ているので
俺屍のストーリーなどはある程度把握済みです。
要は全然初見プレイじゃないということだ。
さて、
俺屍有識者の方、さらにプレイ記に関して好みがある方向けの話をします。
ゲームを始めた当初、私は以下のような決め事をしました。
しかしこのうち上二つに関しては途中から完全に有耶無耶になっています。一族が戦死した以外の理由でリセットしたし、
攻略サイトは途中から徹底的に見てました。いつから見るようになったか具体的なことは覚えていませんが文章で察してください。
次から本当に本編に入っていくよ。
序章
俺屍のゲーム内容がそもそもわからん、一族ってなんやねんって方、お待たせしました。
このゲームの物語の始まりの部分をこれから見ていくので一緒に把握しましょう。ちょこっとずつ飛ばしてるけど許してね。
俺屍有識者の方は何度も見たと思うので飛ばして大丈夫です。
まじでこれが全ての始まりなので覚えておいてください。
物語の舞台は(多分)
平安の京都。
こんな過酷なクリスマスイブがあるだろうか。
一組の男女こと、源太とお輪(おりん)です。
門番的なあれ。こいつは朱点
童子ではない。
俺屍プレイヤーみんなこのセリフ大好き。私も好き。
俺屍のシステムの話をしますね。
俺屍では戦闘が始まるとき、毎回画像のようなスロットが回り、無事敵を討ち取るとスロットで止まった三つのものが入手できる、というシステムです。
黄色文字はレアアイテム(強力な武器や職業の指南書、術の巻物など)で
止まる確率が低い。画像で言うと「弓の指南」が職業の指南書、「風車」が術の巻物。1000両は金。
これ戦闘画面。戦闘はターン制、いくつかの要素でターンが回ってくる順番が決まります。
お輪さんの宣言通り花乱火(術)の併せから八手で敵を倒し、先に進みます。
源太とお輪さんにはまだ赤ん坊の子どもがいるんだよね。本当なら家族3人で楽しいクリスマスパーティをしたいだろうに...(この時代にクリスマスがあるのかと言ったら多分
俺屍では
ある)
いざ敵の本丸へ。
スクショ失敗例。
敵の姿はなく、娘が横たわっています。急いで駆け寄る源太。
うしろォ!!あっけなく娘に倒されてしまう源太。懐かしい雰囲気のアニメーションが始まります。
それはもうショッキングなアニメーションが。
アニメが流れてる間はスクショができないので文で内容を伝えると。
グロテスクな変身により娘は朱点
童子に姿を変えます。どうやら体を乗っ取られていた模様。
お輪さん1人で朱点
童子に挑もうとしますが、下卑た笑いを浮かべる朱点
童子の手には、
京の家に置いてきたはずの、赤ん坊が。
お輪さんは赤ん坊だけは助けてほしいと願い、「私を好きにして」と何度も朱点
童子に乞います。というか言わされます。ひどいシーンだ。
最後に一瞬だけ赤ん坊を抱きしめ、消えてしまうお輪さん。
1人残された赤ん坊に、朱点
童子は
呪いを埋め込みます...
ここで序章は終わり。大体お分かりいただけたでしょうか。
この赤ん坊がこのゲームの主人公となります。
それでは、いよいよ主人公と共に本編に入っていくとしましょう(何度目?)
設定
開始を押してゲームを初めて行きます。
ゆるい。この子が誰なのかは後でわかります。
主人公(さっきの赤ん坊)の性別・苗字・名前の順で決めていきます。
今回主人公の性別は大和撫子でいきます。
そして、苗字は「紗磋茶(さささ)」に決めました。
読みをさささにすることは前から決めており、漢字を使用できるものの中から三つ選んだ感じです。さささにしたのは私が「さ」と「3」が好きだからです。
漢字については、「紗」には一族一人ひとりの糸がよりあつまって一丸となるように、「磋」には悲願成就に励むようにという思いを込めて決めました。「茶」は字面が和むからです。
あっ私名前の由来について長々と語るタイプのオタクです。この先毎回こんな感じで名前の解説が挟まるけどお付き合いください。
主人公の下の名前の話は後でします。
続いてモード選択。
俺屍では実生活の忙しさやどれくらいゲームをやり込みたいかによって4つのモード(難易度)の中から選択できるようになっています。親切設計。
私が選択したのはこちらのじっくりモード。ちなみにどっぷりモードは俺屍経験者でも完走が難しいレベルらしいですよ。どんなやねん。
ところで画像で「日本男児」と表示されていますが、男主人公でプレイしている新しい一族からスクショを引っ張ってきたからです。ちゃんと女の子設定になっています。
さて、基本的な設定が終わったところでかっこいいサブタイカットが入ります。
「誇り高き 紗磋茶一族」...
このサブタイ、結構種類があるというのを後で知ったんですが、初めは無難なのを引いたなあ、と思いました。後々このサブタイには複雑な感情を抱くようになります。
さて、天の声が語りかけてきます。
勇者の血を継ぐ子よ、目覚めなさい。あなたに大切な話があります。
朱点童子は紗磋茶一族の復讐を恐れその血に忌まわしいふたつの呪いをかけました。
まじで最悪。これが諸悪の根元でありこのゲームがお手軽地獄体験になっている所以です。ちなみに数年どころか大体1年半から2年が寿命です。
つまり主人公とその子孫は朱点童子を倒すまではおよそ真っ当な人間としての生は送れないわけです。まじで殺そうあいつ。
勇者の血を継ぐ子よ、絶望している暇などありません。
もはや人間に残された最後の希望の光は、あなたの血の中にしかないのですから…
はい(はい?)
この辺割となんで?って感じですね。改めて読んでみると。
Q.いや待って、人と交わって子どもを作れないのに子孫とは?
A.人がダメなら神と交ればいいじゃない
どんな理屈だよ。でもこれがこのゲームの大事なシステムの一つ「交神」です。
つまるところ、
あなた1人だと長く生きられずすぐに生を終えてしまうから、我々神の力を取り込みながら脈々と血を繋ぎ、朱点童子を討ち倒しなさい
ってことです。これは復讐のための一族経営シミュレーションゲーム(?)
朱点童子を倒すことによって一族にかけられた呪いが解ける他、そもそも荒廃の一途を辿っている京の街を救うことにもなります。そして一族(というかこの時の主人公)に拒否権がない。
で、いきなり最初の交神をするよう求められます。早い。
ちなみにここからはスクショないよゾーン。
俺屍には火・水・風・土という4属性があるんですが、それぞれの属性の4柱の神様が選択肢として提示されます。しかし肝心の神様の画像がない。ごめんね。
私が選んだのは風の神様「宇佐ノ茶々丸」様です。理由はさっき言った通り緑が好きだからです。シンプルイズベスト。あと名前に「茶」の字が入っててちょうどいいかなって。
そしてこちらが!記念すべき最初の子ども!
なんて男前なんだ...ところで主人公より先に子どもの顔がお出しされるゲームってなに?
俺屍解説
俺屍の顔グラ(顔のグラフィック)の線画は男40種・女40種の計80種。
さらに髪・目・肌の色がそれぞれ4属性に対応して4色ずつあるので、その組み合わせは…暇な人は計算してみてください。
彼の場合は風髪・風目・水肌です。肌の色だけ属性がわかりづらいんですが、水肌は色白だと思ってください。
画像に出てしまってますが、名前は「維勢丸(いぜまる)」。
「維」はつなぐという意味といとへん、「勢」はそのままの意味でつけました。
勇者の血を継ぐ子よ!あなたの旅立ちに際し、贈り物をいくつか授けましょう
めっちゃ勇者の血を継ぐ子って強調してくる。贈り物だって。至れり尽くせり。
最初の贈り物は揃いの衣装。色を選ばせてくれるそうです。
この色...ダサかわいくない?
めちゃくちゃ悩みましたが、あまりにも着る人を選ぶし見た目がうるさすぎるのでやめました。ていうか色の組み合わせが多い。
実際に決めたのはこっち。結局緑系ってどうしても奇抜な感じがするけど、まあいいでしょう。
親切かつ便利。
この「
イツ花」というのが、設定画面やスタート画面でちょくちょく出てきた女の子です。いわ
ゆるナビゲーター役、一族たちにとってなくてはならない存在です。
最後にもうひとつ。紗磋茶一族が朱点童子を討ち果たしたとき…勇者の血を継ぐ子よ‼︎あなたは、ふたたび地上によみがえるのです‼︎
な、なんだってーーー!?
ちなみにこれはあんまり気にしなくて大丈夫です。要はこの主人公は転生が確約されているという話。やったね!
これでゲームを始めるための全ての準備が整いました。長い。
あまりにも長くなったのでとりあえず主人公と維勢丸くんのステータスを確認して終わりましょう。
ようやくご対面!こちらが偉大なる初代当主様だよ!
んん〜〜〜〜可愛い!!!!愛した初代当主を女の子にしてよかった!正直あまりにも理想の見た目でめちゃくちゃ感動しました。風髪で来てくれたのも最高だと思います。目は土属性の黄色、肌も土属性の小麦色です。
やっと出てきましたが、最初の主人公の名前は「灯栖(あずみ)」です。
ゲームを始める前から決めていました。
「灯(あかり)」の「栖(すみか)」で灯栖です。
とにかく灯栖の名前がすごく似合ってる見た目で安心しました。
信条:一意専心ってのもいい。好きだ。最高。
初代当主は
剣士固定。
こちらがさっき生まれた灯栖様の第一子、維勢丸くんです。
好物が干しアワビなの、渋くていいですね...高級品だけどね...
ステータスの細かい話は次回以降でしていきます。
紗磋茶の冒険はこれからだ!